ネットワークの未来 – NGM&E
ネットワークの未来について語るときに、頻繁に使われるようになった言葉があります。それが「エッジ」です。
「エッジ」とは何を意味するのでしょうか。
簡単に言えば、ネットワークエッジは、コンテンツとコンピューティングが一体となって、人とマシン両方のエクスペリエンスの質を向上させる場所です。
NGM&E(Next Gen Metro and Edge、次世代のメトロとエッジ)ネットワークは、データドリブンの自動化とインテリジェンスを利用することで、ネットワークの様々な問題や切断を低減しつつ、トラフィックパターンの転換と使用量の急増を動的に処理できる、適応性のあるオープンアーキテクチャを実現します。
日本では本格的なデジタル・トランスフォーメーションが進んでいますが、それはNGM&Eによってさらに深まっていくことでしょう。インターネット接続についても、有線からモバイル接続へのシフトが加速しています。このシフトに地域のサービスプロバイダーが対応するには、ネットワークアーキテクチャを再構築して、物理的および仮想的なネットワークリソースを最も効果的に活用できるようにする必要があります。
5Gの採用は日本でも進んでおり、その需要に対応するために、モバイル通信事業者は5Gの展開を加速しています。5GデータネットワークではNGM&Eによって、ハードウェア/ソフトウェアアーキテクチャが簡素化されるとともに、定型的な機能のほとんどが自動化されます。そのためモバイル通信事業者は、モバイルゲームやHDストリーミング、AR/VR、産業用IoTなど多量のデータ処理を必要とするサービスについても、エンドユーザーが求めるパフォーマンス、信頼性、そしてセキュリティを実現できます。
日本のサービスプロバイダーがNGM&Eネットワークを適切に展開するには、最適化された光レイヤ上でルーター(IP)とスイッチ(イーサネット)を統合できる、マルチレイヤのコンバージドネットワークを確立する必要があります。
しかしNGM&Eにはそれを大きく超える可能性があります。サービスプロバイダーにとっては、今日の需要に応え、さらに未来の課題に備えるためにネットワークを進化させるうえで、NGM&Eは鍵となる存在です。この一連のブログでは日本のチームメンバーとともに、NGM&Eネットワークのさまざまな要素を取り上げて、現代生活の様々な側面にどのように適用されるのかについてお話します。
- 適応性
- ネットワークゲーム
- デジタルツイン
- サステナビリティ
このブログシリーズをお読みいただき、NGM&Eが各種のネットワークにもたらすメリットについて、認識を深めていただければと思います。
Cienaはお客様のパートナーとして、このようなさまざまな側面でネットワークトランスフォーメーションが円滑になるようにサポートします。
NGMEについて詳しくは、https://www.cienacorp.jp/insights/next-gen-metro-and-edgeをご覧ください。