複数のデータセンターに設置されたポイント・オブ・プレゼンスにより、クラウド・サービスやアプリケーションに簡単にアクセス可能

StarHubは本日、各地の企業が超高速でデータセンターへの超低遅延接続を実現できる安全なオンデマンド接続サービス「Low Latency Data Centre Connect(データセンターへの低遅延接続)」の提供開始を発表しました。

「データセンターへの低遅延接続の必要性は、かつてないほど高まっています。クラウド・サービスの低遅延は、リアルタイムのデータ処理、アプリケーションの応答速度の向上、シームレスなユーザー・エクスペリエンスにとって、特に時間的制約のある運用やインタラクティブなアプリケーションにおいて極めて重要です」と、StarHubのエンタープライズ・ビジネス・グループ責任者であるタン・キット・ヨン(Tan Kit Yong)氏は述べています。「StarHubのLow Latency Data Centre Connectにより、企業は増大し続けるデジタル需要に対応できるだけでなく、将来の成長に必要な柔軟性、セキュリティー、拡張性も得られます」

現在、このサービスはさまざまなデータセンターで利用可能であり、さらなる拡大も計画されています。このサービスでは、シームレスな相互接続、クラウド・サービスやアプリケーションへのアクセスの強化、ネットワーク・スライシング、量子セキュア通信、顧客体験とユーザー・エクスペリエンスの向上、コストの削減、運用効率の向上を企業に実現しています。

StarHubのLow Latency Data Centre Connectには、次の機能が含まれます。

  • 超低遅延: ケーブル陸揚局までの遅延を1ms未満に抑えたデータセンター相互接続(DCI)による超高速通信。
  • 統合セルフサービス・ポータルによる高度なSDN機能: ネットワーク・スライシング、オンデマンドの帯域幅スケーリング、マルチテナント・ポータルにより、企業はエンドツーエンドの監視、リアルタイム・モニタリング、およびトラブルシューティングを一元管理画面から行うことができ、変化する需要に迅速に適応。
  • 量子セキュア通信: クラウド接続のためのポスト量子セキュア通信などの最先端のセキュリティー対策や機密データの保護を実現。
  • サービス・オーケストレーション: さまざまなシステムやプラットフォーム間での展開と構成の自動化は、動的な帯域幅の拡張性も備え、迅速なプロビジョニングと運用を効率化。

成長するパートナー・エコシステム

StarHubは5月にGlobal SwitchとのパートナーシップによるLow Latency Data Centre Connectを発表しました。最初のポイント・オブ・プレゼンス(POP)展開時には、シンガポールのGlobal Switch[LY1]のお客様に、主要なデータセンターのエコシステムと海底ケーブルのPOPからなるグローバル・ネットワークへのシームレスな接続をオンデマンドで安全に提供しました。

このコラボレーションを基にStarHubは、Ciena、Digital Realty、Terrabit Networksと協力してネットワーク・エコシステムを拡張しています。この拡張では、Waveserver 5上でCienaの800G暗号化を活用することにより、StarHubはさまざまなデータセンターに超低遅延で接続でき、クラウド・サービスとアプリケーションへの比類のないアクセスを実現しています。

「Cienaの柔軟かつスケーラブルで安全なネットワーク基盤により、StarHubはデータセンター相互接続(DCI)サービスを通じて、他の追随を許さない接続性をお客様に提供できます。また、CienaのDCIソリューション[LY2]では、鍵交換アルゴリズムへの量子コンピューター攻撃の脅威に対する固有の耐性を提供していることも注目すべき点です」と、Cienaのアジア太平洋地域担当リージョナル・マネージング・ディレクターであるマット・ベスパーマン(Matt Vesperman)氏は語っています。

「Digital Realtyは、StarHubとのこのコラボレーションにより、戦略的に配置されたデータセンターへの超低遅延接続をお客様に提供することで、当社のシンガポール・キャンパスを戦略的な相互接続ハブとして強化し、最適なパフォーマンスと信頼性を確保しています」と、Digital Realtyのアジア太平洋地域戦略兼事業開発担当副社長であるゴヴィンド・チョウダリー(Govind Choudhary)氏は語っています。

Low Latency Data Centre Connectの詳細については、https://www.starhub.com/lowlatencydatacentreconnect.htmlのサイトをご覧ください。

StarHubについて
StarHubは、世界規模で通信、エンターテインメント、デジタルのサービスを提供する、シンガポール発祥の大手企業です。当社のファイバーおよびワイヤレスの広範なインフラストラクチャーとグローバル・パートナーシップにより、個人、家庭、企業のお客様に高品質のモバイル・サービスや固定回線サービス、豊富なプレミアム・コンテンツ、多様な通信ソリューションを提供しています。人工知能、サイバーセキュリティー、データ分析、IoT、ロボット工学を統合したソリューションの開発も行い、企業や官公庁のお客様向けに提供しています。当社は環境に配慮した持続可能な方法で事業を遂行します。シンガポール証券取引所のメインボードに上場しているStarHubは、SGX iEdge SG ESG Transparency Index、iEdge Singapore Low Carbon Index、iEdge-OCBC Singapore Low Carbon Select 50 Capped Index、およびFTSE4Good Index seriesの対象銘柄です。StarHubは、2024年には初のFORTUNE Southeast Asia 500で184位にランクインし、Corporate Knights Global 100 2024では世界で最も持続可能な無線通信プロバイダーとして評価されています。詳細については、www.starhub.comをご覧ください。

Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedInTwitterCiena  Insights blogwww.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。

投資家向け情報のご案内
当社ウェブサイトの投資家セクションでは、プレスリリース、SEC提出書類、最新ニュース、財務成績、その他の発表を定期的に掲載しています。重要情報については、随時、本ウェブサイトや当社が使用するその他の開示チャンネルでお知らせします。本プレスリリースは未確定な将来見通しに関する記述を含んでおり、それらは当社の現在の期待、予測、情報、仮定に基づいています。こうした記述は、リスクと不確実性を内包するものです。実際の結果や成果は、SECに提出した直近の年次/四半期報告書で詳述されたリスクと不確実性などにより、ここで指摘または暗示された内容と大きく異なる可能性があります。将来の見通しに関する記述としては、Cienaの期待、信条、意図、戦略に関する記述があり、「予想される」、「信じられる」、「あり得る」、「推定される」、「予期される」、「意図する」、「可能性がある」、「はずである」、「予定される」、「思われる」などの語句で特定できます。シエナは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を負いません。