本日、海底通信ソリューションのグローバル・リーダーであるAqua Comms(以下「Aqua Comms」)と、ネットワーキング用のシステム、サービス、ソフトウェアを提供する世界トップクラスの企業であるCiena(NYSE: CIEN)は、大西洋を横断する5,500kmにおよぶ距離で世界初となる1.3Tb/s波長伝送を実現したことを発表しました。 この技術的マイルストーンは、業界初の完全にプログラマブルなコヒーレント技術であるCienaのWaveLogic 6 Extreme(WL6e)を使用して達成され、波長速度は最大1.6Tb/sに達します。

両社はまた、アメリカからアイルランドまでの往復で800Gb/sの波長伝送を達成し、無再生で11,000km以上という総距離を記録したことになり、2度目の世界初となる成果を成し遂げました。この成果は、WL6eのボーレートと回線レートを完全に調整できる機能を活用して実現しました。  WL6eは試験中に200GBaudから150GBaudに調整され、この技術によりAqua Commsのネットワーク全体の容量を最適化し、周波数リソースをより効率的に利用できることを実証しました。

これら2つの画期的な成果は、Aqua CommsのAEC-1ケーブル経路で証明されています。海中伝送速度を最大化したAqua Commsは、前世代のCienaトランスポンダーと比較してスペクトル効率を約15%向上させ、消費電力を50%以上削減できます。

この試験では、WL6eを使用して11,000km以上の総距離で800Gb/sの波長伝送を提供して、業界に新たなベンチマークを設定し、800Gクライアントの普遍的な伝送が世界規模でサポートできることを示しました。

「CienaのWaveLogic 6 Extremeを採用したAqua Commsの複数の大西洋横断ケーブルは、ますます増加する帯域幅の需要に応え続けると同時に、2030年までに100%再生可能エネルギーを達成するというAqua Commsの目標に貢献します」とAqua CommsのCNO、トーマス・グラントは述べています。「消費電力の削減は、海底ネットワークの環境への影響を最小限に抑えるという業界の目標と一致しており、世界をより効率的に接続し続けるための重要な優先事項です。」

「Cienaは再び、業界をリードするWaveLogicテクノロジーで新たな記録を樹立しています」と、Cienaの国際担当副社長兼ゼネラルマネージャーのジェイミー・ジェフリーズは述べています。「Aqua Commsは、グローバルな海底接続において確固たる地位を持つリーダーであり、これらの技術的マイルストーンは、急増する帯域幅の需要を満たすために同社がどのようにネットワークを準備しているかを示す優れた例です。」

Aqua CommsとCienaのチーム

Aqua CommsとCienaのチーム

Aqua Commsについて
Aqua Commsは、自社で所有し運営する海底システムの広範なポートフォリオを通じて、グローバルな海底接続サービスを提供するトップクラスのプロバイダーです。Aqua Commsは、グローバルなコンテンツ、クラウド、キャリア市場向けに、マネージド・キャパシティ・サービス、スペクトラム、ダークファイバーを含む接続ネットワーキング・ソリューションを提供しています。

Aqua Commsとその接続性ネットワーキング・ソリューションのポートフォリオの詳細については、www.aquacomms.comをご覧ください。.

Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedInTwitterCiena  Insights blogwww.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。

投資家の皆様へ
当社ウェブサイトの投資家セクションで、定期的なプレスリリース、SEC提出書類、最新ニュース、財務成績、その他の発表をご覧いただけます。重要情報は随時、独占的に本ウェブサイトや当社使用のその他の開示チャンネルに掲載します。本プレスリリースは未確定な将来見通しに関する記述を含んでおり、それらは当社の現在の期待、予測、情報、仮定に基づいています。これらの記述は、リスクと不確実性を内包するものです。  実際の結果や成果は、SECに提出した直近の年次/四半期報告書で詳述したようなリスクと不確実性のために、これらの記述内容や含意とは大きく異なる場合があります。将来の見通しに関する記述としては、Cienaの期待、信条、意図、戦略に関する記述があり、「信じられる」、「あり得る」、「推定される」、「期待される」、「意図する」、「可能性がある」、「はずである」、「予定される」、「なると思われる」などの語句で特定できます。Cienaは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、本プレスリリース内の情報を更新する義務を負いません。